警備業界におきましては、最近における高度情報化社会や国際化或いは少子・高齢化の急激な進展等の社会情勢の変化を背景に、重要凶悪犯罪の多発、外国人組織犯罪の急増、少年犯罪の凶悪化等治安情勢が年々悪化しているという現状認識に立って、ユーザーの皆様の「安全と安心の確保」という期待に応えるため、警備員に対する新任教育、現任教育に協会及び加盟会社あげて組織的、計画的に取り組んでおりますほか、更なる資質の向上を図り、質の高い警備業務を提供するため、特別講習を通じた2級或いは1級検定の取得に日々全力を傾注しております。

また、警備現場においては、厳正な服装、姿勢、態度で業務を行うことが、ユーザーである契約先の企業等のイメージアップや広く県民の信頼につながることを十分自覚し、服装・装備品等の充実強化にも努めております。

このように、一人の警備員がそれぞれ状況の異なる現場において常駐警備や交通誘導警備等の多様な業務を行うまでに、多くの経費が投資されております。

今や、安全と安心を確保することは、国民全体の最も重要な社会問題でもあります。

空気と安全はただという時代は過ぎ去り、安全の確保には一定の投資が必要不可欠な時代となりました。

ユーザーの皆様、こうした諸般の情勢に深いご理解をいただき、警備業務に対する適正な評価とその対応に特段のご高配をお願い致します。